4. 実装

  1. 既存開発の類似コードがある場合は、コピーアンドペーストなどで流用すること。自身のプロジェクトの工数を短縮すること。完成済のコードにデグレ等の影響を与えないようにすること。「寝た子を起こすな。」
  2. 複数の機能から、同じ処理を行う場合、共通化よりも、機能仕様の変化に対応を優先させるため、別々に作成すること。
  3. ハード性能はどんどん新しくなるので、プログラムの最適化は考えなくてよい。
  4. 事故防止の為、プログラマが不具合や仕様の間違いを発見した場合は速やかにリーダーに報告し、指示を待って行動すること。リーダーは、適時、古くからのベテランメンバーを招集し協議をおこなうこと。
  5. 他のコンポーネント間との間で設計上の問題が発生した場合は、次の全体ミーティングの議題とし、部門間で協議すること。
  6. チームメンバーを思いやってコーディングを行うこと。例としては、不要に見えたからと行って自分の都合でコメントアウトされた行を削除してはいけない。チームメンバーにとって意味のあるものかもしれないのだから。また、勝手にファイル名や関数名を変えてもいけない。決まったところに決まったものがないと、チームメンバーが見つけられないかもしれない。
  7. スパゲッティコードになるのを防ぐ為、構造的なプログラミングを行うこと。具体的には、for,whileブロック内でのbreak,continueの禁止。不要なreturnの禁止。
  8. ソースコードを修正する場合、元のソースコードのバックアップは残して置くこと。
  9. バグのあるコードをコミットする事で他の人に影響を与えたりする事のないよう、リリース済のコードのみをコミットする事。
  10. コーディング規約を設ける場合、コードレビューを行うこと。規約が守られているかどうかの点までチェックを行うこと。
    ※(参考)割れ窓理論―軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。

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